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日本家紋総鑑
千鹿野茂著
1993/03 角川書店 1357頁
定価58,000円+税
当会初代会長千鹿野茂が世に送り出した名著です。1993年に出版され、長く売り切れ状態となっていたが、2013年よりオンデマンド版で復刊された。掲載家紋数は2万点を超え、家紋研究書として沼田頼輔氏の『日本紋章学』と並び最高峰の評価を受けている。
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家紋の事典
高澤等著
2008/05 東京堂出版 358頁
定価4,000円+税
家紋の発祥から、その定義、変遷や使用家まで言及している。また日本家紋研究会が所有する約250万件の収集データを基に家紋分布も示し、特に上位16紋については地図上で分布を表している。また寺紋、神紋、沖縄の家紋も巻末に載せている。家紋研究の新たな原点となる新説をまじえ、現行の家紋辞典としては頂点となる一書。
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苗字から引く家紋の事典
高澤等著
2011/01 東京堂出版 592頁
定価4,800円+税
日本の主要苗字約1,000氏(人口比で約70%をカバー)が用いる家紋を、複数ある苗字の発祥地別に掲載している。姓氏研究の原点である太田亮氏の『姓氏家系大辞典』にも記載のない発祥地にも言及している。また他の家紋事典では掲載していないような家紋にも対応しているところは注目である。
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家紋歳時記
高澤等著
2011/11 洋泉社 302頁
定価1,800円+税
平成21年(2009)に時事通信社を通じ、全国の地方紙で連載された『家紋歳時記』を元に大幅に加筆・修正した書である(神戸新聞社では2013〜2014に連載)。一つの家紋を導入にして、日本に息づいてきた様々な事象や文化や出来事を採り上げて、日本人が見つめてきたものを四季を通したかたちで描いている。
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戦国武将 敗者の子孫たち
高澤等著
2012/10 洋泉社 238頁
定価890円+税
真田信繁、明智光秀、石田三成、豊臣秀勝、松平信康、今川氏真の七人の武将を採り上げ、歴史的な敗者となった彼等の血が如何に伝わり、どのようなドラマを作り上げながら現代まで続いているかを紹介する。家紋研究家高澤等が歴史ライターとしても注目され、発売と同時に注目を集めて発売1年で完売。古書として入手可能。
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新・信長公記
高澤等著
2011/05 ブイツーソリューション 341頁
定価2,200円+税
確かな史料だけを用いて、織田信長の一生をその誕生から死まで丹念に追った意欲作。他書では採り上げられない細かな部分まで年代順に言及しつつ、通説への疑問を一つ一つ解明している。現代では天才と呼ばれ、冷酷な英雄と認識されているが、そのイメージを根底から覆して新たな信長像を提示する。
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日本の家紋大事典
森本勇矢著
2013/04 日本実業出版社
定価1,600円+税
本書では江戸期や明治期の「紋帖」(平安紋鑑など)を中心に選定し、類書最大級となる5,676点の家紋を掲載する。本書では「自然」「植物」「動物」「器材」「建造物」「文様」「文字」「図符・源氏香」というモチーフごとに分類し、一覧性・検索性を高めている。また業者が用いる紋帖にならい「染め抜き紋」の方式で掲載している。
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家紋を探る
森本景一著
2009/01 平凡社 240頁
定価760円+税
家紋が持つ洗練されたデザインに着目し、ちょっとしたデザインや名称の不思議を真剣にそして時にコミカルに謎を追ってゆく他にない家紋本。「遊び心と和のデザイン」が面白い!家紋に親しむために絶好の書籍である。染色補正師として長く家紋と向かい合ってきた家紋探偵森本景一氏が綴る渾身の一書。
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家紋を探る
田中豊茂著
2016/11 信濃毎日新聞社 346頁
定価1400円+税
鎌倉時代から戦国時代まで、顔ぶれ多彩な信濃武家の興亡の歴史を、家紋の由来とともにたどります。信濃四大将といわれた小笠原氏、諏訪氏、村上氏、木曾氏をはじめ、とりあげるのは、安曇郡の開発領主・仁科氏、滋野氏一族の海野・真田氏、清和源氏を称する北信の井上氏・高梨氏・須田氏や伊那郡の片切氏・飯島氏、佐久地方で勢力をふるった大井氏、伴野氏など県内全域の32武家。群雄割拠した信濃武士の生き様を語り伝える一冊です。
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女紋
森本景一
2006/10 (有)染色補正森本 135頁
税込価格1500円
主に西日本で確立されている女紋文化について、独自に調査してまとめられた書籍。女紋については全国共通ではなく地域差があることから、時にトラブルに発展してしまうこともあった。本書は女紋について、その歴史や地域による用法の違いなどを詳細に説明している。他に類書のない貴重な一書。
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オリジナル家紋 開運BOOK!
沖のりこ著
2010/06 マガジンハウス 93頁
定価1000円+税
自分の生き方にあった斬新でお洒落な家紋を提案する家紋デザイナー沖のりこ氏の著作。巻頭には家紋の歴史や基本的な知識の導入に役立つ項目も設けられ、また巻末にはオリジナル家紋の作り方も掲載されており、ただお洒落なだけの家紋本ではありません。紹介される斬新な家紋にはQRコードが付けられており無料でダウンロードできる。
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家紋主義宣言
西村昌巳著
2010/06 河出書房新社 350頁
定価1,800円+税
家紋は歴史の魂、エネルギーの塊であるという筆者の考えのもと、著名人士の家紋を紹介しながら斬新な切り口で日本の歴史と世相、そして自分自身を語るエッセイ。千年の歴史を持つ家紋と過去から現代に生きる人々までをオーバーラップさせ、まるで幻灯写真のように描かれている。
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日本の苗字
『歴史読本』編集部
2012/05 新人物往来社 317頁
定価733円+税
巻頭カラー頁で染色補正森本が採り上げられた月刊『歴史読本』2010年1月号の特集「日本の家紋」を単行本化したもの。巻頭の本項は本会会長高澤が苗字の歴史や基礎知識などを解説、各項では副会長の小林雅成、前会長千鹿野茂も執筆している。また本会と関係の深い家系研究協議会のメンバーも多く執筆に参加し、両会のコラボレーションで成り立つ記念碑となる作品。
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岡山の家紋
小林雅成
1999/03 自費出版 115頁
定価1,000円+税
岡山県内を丹念に歩き、収集した家紋データを基にして、家紋毎にどのような地域のどのような苗字で用いられているかを掲載している。巻末には苗字から用いている家紋を参照できる表が付けられている。現在は欠品中。
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岡山の家紋データブック
小林雅成著
2000/12 日本家紋研究会関西支部 132頁
定価1,500円+税
岡山県内の14808基の墓石から採集した家紋データを掲載する。現在は欠品中で再版の予定はない。岡山県内の図書館で所蔵している。
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